廿年一遇

久しぶりーに新刊書店へ寄った。

一年は確実に行ってない。その前、いつ以来だろう?

でまあ、新刊本があまり充実していなくて、前から気にしていた阿部和重クエーサーを買ってきた。

 

棚を眺めてると本屋大賞20周年の小冊子があったのでもらってきた。

10位までで、近年のほとんど読んでないなあ。コンビニ人間までか。

ノースライトNHKのドラマで見て物語展開が腑に落ちなかったから原作触れてみたいとは思ってるけど。

一番好きなのは「猫を抱いて象と泳ぐ」だなあ。ミーナは幸せなまま終わって肩透かしのような感じになったから。小川洋子は優しい文章で残酷じゃないと。

意外に思ったのが「和菓子のアン」が入っていないんだなあ。24位。書店員の好みっぽいと思ってたけど流行ったのは文庫後からか。意外というか、本屋大賞絡みだと思いこんでた。実際に僕が知ったのはどこかの本屋の推薦POPだったような。

 

若い頃は自分の好きなものだけ読んでいれば幸せだったけど、オッサン化すると最先端も知っていなければならない強迫観念めいたものが湧いてくるのはなんなのだろうね。

最新本を読んでないくせにさ。