ケツ振り合うも多生の縁

バイパス――自動車専用道路を独走、先行の集団に追いついた時に違和感。

集団最後尾の車、テールランプがついてねえでやんの。

清掃ダンプ?カゴに積む感じのゴミ収集車みたいなの。

リフレクターも貧弱なのか汚れてるのか大して帰ってこないし、山沿いの照明もまばらなあたりでは本当にまっくろで、吸い込まれそうになるというか、距離感バグる。

そんなわけで必要以上に車間とったから危ういことはなかったのだけど、ということはつまり、その車は後続車がそうせざるを得ないような危険な状況で走ってるってこったね。

分岐で別れたからテールランプないこと伝える機会もなかったけど…、どっかの会社か組織だろうし、本当に気づいてないのかヨシ状態なのかわからんし関わりたくはないな。というのは社会人として間違ってるのかな。

the cut

ドラマ「VIVANT」9話、ノゴーン・ベキが昔、生き別れの息子を探すという語り。

ドラマの主題ではないからまあ雑になるのは仕方ないけど、大げさというかなんというか。

4年間探したんだ、というモノローグ。

無精髭。

役所の人間が鼻をつまむほどの悪臭。

きっと息子を探すことしかしていない4年間だったのだろうなと観ているものに思わせるような演出だった。

それほど痩せてないとか髪や髭が短いのは、ある程度はいい。

けど、4年間ずっとまともな生活をしていなさそうに見せる演出そのものがどうなのかなと思う。

そら、「ずっと探してた」の合間に鏡を見て髭を剃ったりするシーンが入ると興が冷めるのは解る。

でもするとその短めの髭はなんなんだ、と余計な突っ込みがどうしても冷静な頭にはよぎってしまう。

 

家族の生き別れが主題でもある映画「消えた声が、その名を呼ぶ」は面白かった。

その父親は娘たちをずっと探し続けていたわけではないし、仕事をして食事も摂り身綺麗にもなり、売春宿に行きかけチャップリンの映画に笑い、思い出す。

そして家族を探す。

人を探すのがどれほど大変か、人に話を聞いて情報をあつめる。足と伝手と金が必要だということ。

 

IQ高めのノゴーン・ベキは足しか使ってないんだよね。

国も時代も混乱してるのに。

奥さん死んじゃった時点で精神壊れちゃったのかもだけど半死人なら息子を見つけ出せるわけがないよなあ。

このシーン全部、要らなかったんじゃなかろうか。

ルイボスティー最強論

・カフェイン入ってないから寝る前にも飲める。

ジャスミンティーほどクセが強くなく、飲みやすい。

・コンビニで108円で買える。お手頃でお手軽。

・おにぎりにもお寿司にも、パンにもサンドイッチにも、肉まんにもピザまんにも、ビーフハンバーグにも麻婆豆腐にも、フライドポテトにもカラムーチョにも、なんにでも合う。ミルク入れても美味いらしい。

・「累を及ぼす」みたいで中二的に格好良い。

・たぶん、健康に良い。

社会のマドを開くだけで

女性には信じられないかもしれない男のメリットの一つに、公衆トイレにおいて「自分以外の何にも触れずに小便を済」ませることがあった。

多少潔癖のきらいがあって、個室に近いレストランなどの扉付きのトイレはやだなあと思っていた。

入るときならいいが出るときに手を洗ったあとにもかかわらずどこかの誰かがそのイチモツを触ったあと手を洗わずに取っ手を掴んでいるかもしれなくて内開きだと押し開けることもできず。

ショッピングモールや公園であれば間仕切りが一切なく素通りで用を足せる。

真剣に考えたことはないけど、男で良かったことの20位くらいに挙げられるかもしんない。

 

いつか必ず花は咲く

録り溜めたラジオを消化してる。

FMシアター「ロゼットの朝」が面白かった。

社史編纂室に左遷させられた元エリート、正規雇用を望む中年契約社員、現地アルバイトの女性。翌年に控えた創業100年記念式典を目指して仕事を進める3人の日常。

設定に対するありがちな仕掛けも、3人のちょっとした背景や嗜好が丁寧に描かれているから、「そうだよなあ」の納得の展開。

それにしてもアルバイト女性の強かさよ。

楽しく働きたい、けどそれなりの節度と距離を保つ残酷さ、そして元エリートの言葉で言うところの「かなりキツかった」状況をぶち壊すきっかけを作り「わざとじゃない」とのたまう、そして平然と佇み、日常を戻す。

アルバイトの身でやることか。

アルバイトにさせることか。

「(雨が)止みましたね」と日常のセリフが「病みましたね」とかかってるでしょうよ。

誰が病んでるのよもう。

 

 

追記

賽の河原を連想していたけど、石を積んでいたのはエリートも女性もなんだな。